排卵検査薬でタイミング法

結婚して、初めは2人の時間を楽しんで、いつか自然と赤ちゃんを授かれたら嬉しいなぁと考えていた。

数年経ち、そろそろ本格的に赤ちゃんの事を考え始め、排卵日を気にしながら妊活を始めた。

排卵検査薬を使えば妊娠できると思い、使ってみたけれどなかなか妊娠しなかった。。。

もしかして不妊症なのかも。。。

このようなケースになると、「不妊治療しないといけないのかな?」と不安になってしまうでしょう。

自分を責めて考え込みすぎてしまう前に、考えて欲しいなと思う事をお話したいなと思います。

不妊治療が必要かも、自分のせいなのかも、どうしたらいいのと不安になっている気持ちを少しでも解消してもらえたら嬉しいです。

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【目次】
妊娠の確率は低いのです
仲良しのタイミングが違う?
不妊の原因は女性だけではありません!
できることは色々あります

妊娠の確率は低いのです

避妊せず普通に夫婦生活を送っていれば、いつかは妊娠するだろうと思ってしまうのが当たり前だと思います。

しかし、それの考えは間違えていて、妊娠の確率自体は想像以上に低いものなんです。

もちろん、何も考えず妊娠するご夫婦もたくさんいると思いますが、いざ作ろうと思うとなかなか授からないというご夫婦も多いのです。

健康なカップルが、排卵日にタイミングをとり仲良しをしたとして、それでも子供を授かる確率は20%~30%ではないそうです。

普通に100%近い確率で妊娠すると想像しそうですが、かなり低い確率ですよね。

20%~30%を降水確率に例えると、とりあえず傘だけは持っていこうかな?と殆ど降らないだろうと予想するくらいの確率だな思います。

妊娠する確率がそれと同じだと考えると、おそらく妊娠はしないだろうと考えるのが普通という感じでしょうか。

そもそもこの数字は「累積妊娠率」と言われるもので、100組のカップルがいてそのうち1週期目の排卵のタイミングで妊娠する確率が20%~30%。

その次の周期で20%~30%と数えていくものになります。

そう考えると、健康で問題がなければいづれは妊娠することが出来る、と考えられる計算なのかなと思います。

なんだか、20%~30%という確率自体が高いのか低いのかわからくなってきちゃいますよね。

単純に考えれば、1周期目で妊娠しなくても6週目までしっかりとタイミングをとって仲良しをしていれば、妊娠するだろうという事です。

半年過ぎても妊娠しなかった場合は、不妊の検査をしたほうがいいというリミットの考えはここからきているのですね。

100%信じられる統計というよりも、一般的な確率の問題ないので誰もが当てはまる事ではありません。

個人差もありますから、あまり6回目までのチャンスが正常なんだと深く考えない方がいいと思います。

実際に、妊娠する確率は本当に低いのです。 ですから、妊活をしている時は、しっかりと排卵日を確認し2日~3日前からタイミングをとって欲しいなと思います。

妊娠の確率を少しでも上げるために、排卵日だけにタイミングをとるのではなく、3日前~1日前にもタイミングをとることをお勧めします。

仲良しのタイミングが違う?

排卵検査薬を使ってタイミングをとっているのに、なかなか妊娠に繋がらないなと心配になっている人は、もしかしたら仲良しのタイミングが間違えているのかもしれません。

もっとも妊娠しやすいと言われているのは、排卵日よりも数日前です。

排卵検査薬を使い排卵日が特定出来たら、排卵日に仲良しのタイミングをとる事を実践しているカップルもいると思いますが、それは間違えです。

イメージとしては、排卵が始まる前に精子を子宮に到達させておいて、卵子が出てくるのを待ち伏せするという感じだと想像してください。

精子を待ち伏せさせる為に、いつ仲良しのタイミングをとるのがいいのかと言うと、それは排卵日の2日前がベストだと言われています。

もちろん、3日前や1日目でも可能性は高いです。

なるべく排卵日が早く予測できる排卵検査薬を使い、排卵日の3日前から仲良しのタイミングをとり始めるのが良さそうです。

排卵日の当日でも妊娠する確率は0ではないのですが、2日前に比べると可能性は低いと考えられます。

精子の到着が遅れてしまう事で、受精卵を作るタイミングを逃してしまうという事が起こるようです。

何周期も妊活を続けていると、排卵検査薬を使いこなせるようになっていて、排卵日を簡単に予測できるようになると思います。

その結果、毎回ベストの仲良しのタイミングを逃していた何てことがあるのかもしれません。

排卵日にタイミングをとる事がベストタイミングだという考えが先行してしまって、なかなか妊娠出来ないという結果に繋がっているのかなと思います。

卵子が妊娠に適した時間は、排卵後6時間を目安にピークが徐々に下がっていきます。

逆に精子は、初めは運動率が低いのですが、6時間ほど経つと活発に活動するようになるというのが特徴です。

卵子と精子は、一番いい時が真逆にあるのです。

つまり同時に到着してしまうと、お互いの一番いい時が合わずにすれ違ってしまう可能性が高いという訳です。

仲良しのベストタイミングを間違えていたり、卵子と精子の事を知らずに妊活をしていたという人は、もう一度タイミングの取り方を見直してみるのもいいと思います。

排卵日よりも数日前からタイミングをとる事で、妊娠する可能性は上がってきますから、まずはタイミングをとる日を変えてみましょう。

不妊の原因は女性だけではありません!

妊娠の確率はもともと低いものだから、焦らなくてもいいとは思うのですが、高齢になってくるとそうは言っていられないとうのも現実です。

年齢が高くなればなるほど、妊娠の確率は恐ろしく下がりますし、出産のリスクも高くなってきます。

子供はまだまだ先でいいやと考えている人も、これらのリスクがある事も考えて欲しいなと思います。

妊娠の確率が下がってしまう心配はもちろんなのですが、出産のリスクや妊娠中の体調も若い方の妊娠とは違いが出てくるのも現実にあります。

といっても、妊娠の確率や年齢を気にする必要があるのは女性だけではありません。

不妊かもと疑った場合、問題があるのは女性の方だと考える人が多いと思いますが、それは大きな間違えなんです。

女性も妊娠しないのは自分の責任だと責めてしまうと思うのですが、そうとも限らないので一人で抱え込まないで欲しいなと思います。

この問題は、夫婦の問題なのだからパートナーと2人で解決方法を見つける事が理想的です。

実際には、不妊の原因は女性にも男性にもどちらにも原因がある可能性があります。

確率は同等なので、女性だけが責められる必要はないのです。

また、どちらにも原因はなく、原因不明というケースもあります。

一般的に言われているのは、女性40%・男性40%・両方10%・原因不明10%という確率です。

もし、タイミング法でも赤ちゃんが出来なくて、もしかして不妊なのかもしれないと思ったら、自分だけが原因だと決めることなく、パートナーと相談して問題何なのかを見つけ出す必要があります。

調べることなく、私のせいだ!男性のせいだ!などと決めつけるのは危険です。

いつまでたっても問題は解決せず、不妊かもしれないと悩み続けるだけです。

夫婦関係も気まずくなり、ますます妊娠が遠のいてしまうとうケースもあります。

なかなか妊娠出来ないけど、年齢もまだ若いし、体にも問題なさそうだなと思っている場合は、タイミング法が間違えているだけかもしれません。

もう一度立ち止まり、しっかりと仲良しのタイミングを見直す事が必要だと思います。

もし生理の周期があまりにも長すぎたり、短すぎたりという問題があったり、生理痛が酷かったりなどのトラブルがあるようでしたら、女性に問題があるかもしれません。

まずは検査へ行ってみることをお勧めします。

女性の場合、体の変化や体調などで「もしかして自分に原因が?」と疑ってしまう事が多いのですが、男性の場合はほとんどそのような症状がでません。

EDや射精障害などのトラブルがある事が分かっているのなら話は別ですが、自覚症状がないと自分には問題がないと思ってしまいます。

しかし、男性だって年を取れば精子の数も減るし、動きも遅くなり働きも鈍くなっています。

お互いに原因があるかもしれないという事を念頭に、もし間違えてタイミング法をしていないのになかなか妊娠しないなと思ったら、1度検査をしてみてもいいのかなと思います。

しかし、不妊の原因を特定することは非常に難しいです。

確実に問題が分かればいいのですが、お互いに異常もなく原因不明というケースも多いのです。

もちろん、自分で不妊の原因を判断することは不可能に近いと思うので、もしかして?と心当たりのある場合は、早めに病院で相談するのもおすすめです。

男性の方は産婦人科へ行くというのは抵抗があると思いますが、不妊治療を専門にしている病院では男性の方が一緒にいる場合が多いので、気にすることなく一緒に病院へ言って欲しいなと思います。

妊活をするという事、妊娠する事、不妊症の問題、すべてご夫婦二人の問題になります。

どちらかに押し付けるのではなく、2人で解決していきたいですよね。

できることは色々あります

赤ちゃんが欲しかったけれど、もしかして不妊かもしれないから諦めなくちゃいけないのかも・・・と不安になってしまう事もあると思います。

しかし、赤ちゃんを授かる為に出来ることは色々あります。

万が一、不妊治療という選択を選ばなくてはいけない場合、体力も精神力も経済力も必要になります。

もうダメかもとどちらかの心が折れてあきらめてしまったり、どれか一つの力がダメになってしまた場合も、不妊治療を続けるのは難しいくなってしまいます。

不妊治療って大変だ!大変だ!とばかり考えてしまうとプレッシャーに感じてしまうでしょう。

身体に何らかの原因がないのになかなか妊娠せず、もしかして不妊治療が必要かもと不安になっているのでしたら、その前にまだまだ試せることがあるので実践してみましょう。

もしかしたら使っている排卵検査薬が自分に合っていないのかもしれないし、排卵検査薬の判断の仕方が間違っているのかもしれません。

その結果、仲良しのタイミングが遅すぎるのことが原因となっているのかもしれません。

まずは、排卵日の1日前や1日半前を予測するような排卵検査薬ではなく、感度が高く排卵日の3日前を予測できる排卵検査薬などに変えてみましょう。

そうすることで、仲良しのタイミングも早くとる事ができ、1回の周期で数回仲良しのタイミングを作る事も可能になり、それが妊娠に繋がるかもしれません。

男性でしたら、精液検査をしてみたり、自分自身の身体の見直し、食生活や生活習慣を改善してみるというのもあります。

タバコを吸っている人は止めたり控えめにしたりすることも大切です。

女性は体を冷やさないようにし、毎日しっかり入浴をするようにしたり、体を冷やす飲み物を控えたりする事も大切です。

自身の基礎体温を上げる事が妊娠に繋がると思います。

また、妊娠中だけでなく葉酸サプリメントも妊活中から摂取するといいと言われています。

それに、葉酸サプリメントは精子の質も良くしてくれるそうなので、ご夫婦で一緒に飲む事をお勧めします。

そんな些細な事で本当に妊娠に繋がるの?と思うかもしれませんが、こういった小さな事を改善したら妊娠したというケースもあります。

身近なことから、少しづつでも変えてみるのもいいと思います。

もし年齢的にもタイムリミットが近いというご夫婦は、早めに不妊治療の相談をしてみるのも選択肢に入れていいと思います。

不妊治療に抵抗を感じたり、不安もあると思いますが、相談へ行ったら気持ちが楽になったという方もいらっしゃるので、マイナスのイメージは捨ててみるのもいいですよね。

赤ちゃんがなかなか来てくれないとふさぎ込んでしまう前に、自分達でもたくさん改善できるところがあることを忘れず、可能性を信じて妊活をしてほしいなと思います。

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