排卵日を知るためには、基礎体温のチェックや排卵痛の確認などが有効です。
妊活中は毎日基礎体温をつけたり、排卵検査薬を使用したりして排卵日を特定している方がほとんどかと思います。
また、生理周期が安定している方は、生理周期からおおよその排卵日を特定することも可能です。
ただ、忘れてはならないのが、排卵日の2~3日前を特定することも重要だということ。
排卵検査薬を使用して排卵日の当日や前日を調べている方も多いかと思いますが、妊活をスムーズに行うためには、排卵日や排卵日の前日を知るだけでは足りません。
仲良しのベストタイミングは排卵日の2~3日前ですので、排卵日を数日前から把握しておき、その頃から仲良しを始めることが大事なのです。
排卵日前にどんな症状が現れるのか、理解しておくことで排卵日前の特定がしやすくなります。
症状から排卵日前を把握できれば、生理日の予測も可能になりますので、生理不順で予測が難しい女性にも役立つはずです。
【目次】
・排卵日前にはどんな症状があるの?
・おりものの量や質は人によって違う?
・具体的な症状とは?
・おりものが増えてきたら、何をすればいいの?
排卵日の少し前になると、胸が張る・胸が痛む・おりものが増える・質が変わるなどの症状が現れることがあります。
胸の張りもおりものの変化も個人差があり、胸の張りや痛みがまったくない、あっても気付かないという人も少なくありません。
特におりものの変化は、体に直接出る変化とは異なるため、意識していないとなかなか気づきませんよね。
おりものの量は人によって異なりますし、ちょっとした体調の変化で変わることがあるため、おりものが変化したからといって排卵日前だと断定することは難しいかもしれません。
ただ、妊活中の人は、おりものの変化も排卵日前の重要なサインとなりますので、普段からおりものの状態をチェックしておくことも有効な妊活に繋がります。
おりものの量や質に変化のない方は、基礎体温のチェックや排卵検査薬の使用で排卵日を特定しましょう。
おりものの量や質は人によって異なり、年齢で変化することもあります。
普段からおりものの量が多い人もいれば、おりものがほとんど出ないという人もいるでしょう。
おりものは女性ホルモンの影響を受けるため、女性ホルモンの分泌によって量が増えたり減ったりします。
また、年齢によっておりものの量に変化が出ることもあります。
初潮をむかえる前はおりものが出ることはほぼなく、生理が始まってから徐々におりものが出るようになります。
20代や30代は女性ホルモンの分泌が活発なため、おりものが出やすくなりますが、40代くらいからホルモンの分泌量が低下するため、それに伴いおりものの量も減っていきます。
閉経後はほとんどおりものが出なくなります。
おりものが増えたからといって、それが排卵日であるとは限りません。
生理が終わってすぐはおりものが出にくくなり、しばらくすると少しずつおりものが増えていき、排卵期になると下着に付いて気になるくらい量が増えます。
排卵日の2~3日前になると、とろみのある透明のおりものが出るようになります。
この頃に排卵検査薬を使用すれば、恐らく陽性反応が出るでしょう。
排卵日は女性ホルモンの分泌が増えますので、同時におりものの量も増加します。
ただ、これには個人差があるため、排卵日や排卵日前でもほとんど量が変わらないという方もいます。
おりものは下着が汚れ、不快感もあるため厄介な存在だと感じている方もいるでしょう。
しかし、膣内を清潔に保ったり、妊娠しやすい体にしたりするなど、体にとって重要な役割を持っているのです。
そして、排卵終了後はやや粘り気のある薄黄色のおりものへと変わっていきます。
毎月このようにおりものが変化している方は、女性ホルモンが正しく分泌されていると考えていいでしょう。
おりものの量や質をきちんとチェックすることで、おおよその生理予定日や排卵日を把握できるようになりますよ。
おりものの量が増えることは正常な変化ですので、何か特別な対策をとる必要はありません。
ただ、おりものの臭いがきつい、色の付いたおりものが大量に出る、血が混ざっているなど、異常が見られる場合は病気が潜んでいる可能性もありますので、一度診察を受けるようにしましょう。
おりものの状態で排卵日が把握できるようになりたいと考えている方は、排卵期が近づいてきたら、おりものの変化を注意深くチェックすることが大切です。
おりものにあまり変化のない方や、おりもののチェックだけで妊活をするのは不安という方は、基礎体温の記録や、早期排卵検査薬を併用することをおすすめします。
もし、おりものに普段と違う変化が現れたら、病気の可能性を疑ってみましょう。
たとえば、カッテージチーズに似た粕状のおりものが出る、陰部に強い痒みがあるような場合は、カンジダ膣炎にかかっている可能性があります。
黄色みを帯びたおりものが多量に出る、陰部に痒みがあるような場合は、トリコモナス膣炎が疑われます。
灰色のようなおりものが多量に出る、生臭いニオイを伴うような症状は、細菌性膣炎の可能性もあります。
これらの病気はおりものの量や質の変化だけでなく、痒みやニオイなどにも変化が現れるケースが多いため、違いが見極めやすいのではないでしょうか。
おりものに変化が出る病気は他にも存在しますので、「いつもとおりものが違う」と感じたら、放置せず医療機関を受診するようにしてくださいね。
普段から意識的におりものの状態を確認することで、これらの病気にいち早く気づくことができるようになりますよ。
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